PROCESSES

Special Coating Processes

工業塗装の世界

高度な設備と熟練技術の連携

工業塗装とひと言で言っても、その世界は多種多様です。また、安全面と環境面の双方に配慮した弊社独自設計による塗装設備があっても、それを使いこなすのは、仲間たちの長年の経験により裏打ちされた技術力があってこそ。それらの連携により、日々生み出される製品がどのように生み出されるのかをご紹介します。

  • 検査・検収

    始業時にブリーフィングを行い、各業務の担当者より報告を受けた後に、弊社に搬入された資材に毀損が無いかなど帳票と照らし合わせながら確認をし、振り分け、塗装作業の準備にかかります。

  • 前処理・排水

    塗装作業に用いる液体類の確認及び管理や、排水処理業務の後、滞り無く作業にかかれるよう準備を行います。弊社の作業ラインは全て独自設計によるもので、効率化の向上と人員の負担軽減、そして何よりも重要な安全及び環境衛生の確保が整った状態で全ての作業が始まります。

  • 研磨

    研磨専用ブースにて、各部品の研磨作業を行います。ここの作業を怠ると、この後の塗装品質に大きく関わってくる重要な作業になります。

  • 塗装ライン

    当社独自設計による半自動ハンガータクトと呼ばれるコンベアラインに搭載された各種部品は、前処理装置、乾燥炉を経て人員の安全と環境に配慮された、粉体または溶剤の各塗装ブースにて塗装専門職のスタッフが、塗装作業を行います。

  • 組み付け

    ASSY=「assembly(アッセンブリー)」と呼ばれる、焼付塗装後を終えた完成品に必要な部品を組付けたり、油漏れの防止措置を施したりする、顧客への納品前の大変重要な作業をしています。弊社の技術品質の高さを裏付ける重要な工程です。

  • 納品

    弊社工場の一角にある、全ての工程を経た完成品が出荷前に保管される配膳場より、小さなカートに載せて主要顧客の所へ向かいます。完成後、納品先までおよそ1分という距離は、どこよりも早いスピードで納品が可能であると自負しています。

  • スクリーン印刷

    弊社工場には、完成品に指定されたデザインの文字をスクリーン印刷で刷るブースが設けられています。経験に裏付けられた熟練の技が必要になってきますが、印刷システム製品のイメージを左右する重要な作業も、弊社の仲間が行っています。

  • その他

    弊社の業務は、基本的にラインに沿って作業を行いますが、顧客の元へ出向き、補修などの出張塗装作業なども行います。蓄積された技術は、工場外の現場でも発揮されます。